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サラ金の上限金利と歴史

さまざまな変革を遂げてきたサラ金のキャッシング

1929年に「日本昼夜銀行」(→日本昼夜銀行のデータ)が小口融資を始めたことが、現在の消費者金融のはしりとなる初めての融資であったようです。その翌年、当時の三井銀行が銀行員を対象に融資を始めます。その後20年程経ってから信用金庫で消費者向けの融資を始めます。

 

その後は日本信販などがサラ金業務を始め、都市銀行でも消費者金融に参入します。その後1970年代に入ると、銀行はカードローン商品を展開するようになります。クレジットカード業界でもキャッシング業務を開始します。また外資も消費者金融サービスに参入をするようになります。

 

サラ金という言葉が使われるように

この頃になると「サラ金」という言葉が使われるようになり、一般の人を対象とする融資が始まります。そして10年ほど経過し、1980年代には「サラ金」という言葉は「消費者金融」という言葉に変わり、サラリーマン御用達であったサラ金は、OLや主婦など女性でも申込の条件が伴えば利用できる消費者金融となります。

 

闇金やグレーゾーン金利、そして過払い金返還請求について

その後2000年になると個人信用情報機関は相互の情報交換をするようになり、信用情報にキズのある人を照会により検出することが可能になります。このことで消費者金融の審査に通ることができなかった人が頼る最後のツテとして、「ヤミ金」が横行することになります。2006年に利息制限法の金利を上限金利として、これを超える金利の支払いは不要という判決が出ると、その後グレーゾーン金利は完全に廃止となります。その事により過払金返還請求をする人が急増し、大手の消費者金融でも大打撃を受けることになります。

 

その結果、今日のような銀行グループに属する消費者金融サービスが多くなります。また、銀行グループの消費者金融ブランドとなるサービスも生まれます。

 

 

サラ金の融資の上限金利の引下げについて

利息には利息制限法、出資法の2つの法律を参考としていますが、消費者金融を利用する際の金利は利息制限法を遵守することになります。

 

金利については利息制限法の上限金利は戦後から変わっていませんが、出資法については大幅な引下げがされています。初めて金利の改正がされる前までは109.5%であったようですが、その後数年ごとに引下げが行われ、79%から54.75%、40.004%、29.2%となり、現在では20%となっています。

 

借り手が消費者金融を利用する時、利息制限法以上の金利を支払う必要がない為、出資法の上限金利20%を支払う必要がない場合もあります。10万円以上の借入れでは18%となり、100万円以上となると15%の金利となります。

 

サラ金金利